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三菱航空機株式会社

三菱航空機ニュースNo.03

三菱航空機、ボーイング社と支援契約締結

2008年9月4日

三菱航空機は、ボーイング社との間で支援契約を締結し、ボーイング社から次世代リージョナルジェット機MRJ(Mitsubishi Regional Jet)の航空機開発、販売、カスタマー・サポート分野に関するコンサルティングを受けることになった。今回締結した契約により、三菱航空機は、ボーイングが永年にわたり蓄積してきた民間航空機事業に関する知識を活用できることになる。

三菱航空機社長、戸田信雄は「今回のボーイング社との合意は、三菱重工業との永年のパートナー関係に基づくもので、環境、乗客、エアラインを重視し、快適な空の旅を実現するMRJの成功に大きく貢献するとともに、我々の関係をより強固なものにする」と述べた。

ボーイング ジャパンのニコール・パイアセキ社長は「MRJは、日本にとって非常に重要なプロジェクトであると理解しており、この契約の合意は大変喜ばしい。三菱重工業とは長い年月ワーキング・パートナーであり、MRJに対する支援ができることを名誉と思っている」と語った。

三菱重工業はこれまでに、747、767、777、787などのボーイング社のプロジェクトを支援しており、787では、大型民間機として世界で初めて採用された複合材主翼を担当している。ボーイング社が自社以外に主翼を開発・製造させるのは三菱重工業が世界で初めてである。

MRJプロジェクトには、最新鋭の高効率エンジン「PurePower™ PW1000G」(注1) を供給するプラット・アンド・ホイットニーのほか、パーカー・エアロスペース(油圧システム担当)、ハミルトン・サンドストランド(電源、空調、補助動力などの各システム担当)、ロックウェル・コリンズ(フライト・コントロール・コンピューター、アビオニクス担当)、ナブテスコ(フライト・コントロール・アクチュエーター担当)、住友精密工業(降着システム担当)の各社が主要なパートナーとして参加する。

MRJは2011年に初飛行、飛行試験期間を経て、2013年に納入を開始する予定。
(注1)  PurePower™ PW1000Gは、以前、ギアド・ターボファン(GTF)エンジンと呼ばれていた。

三菱航空機株式会社について
三菱航空機株式会社は、MRJの設計、型式証明取得、調達、販売、カスタマー・サポートなどを担当するMRJ事業会社として2008年4月1日に事業を開始した。現在の資本金は700億円で、三菱重工業が67.5%を出資している。他には、トヨタ自動車が10%、三菱商事が10%、住友商事が5%、三井物産が5%を出資している。