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三菱航空機株式会社

三菱航空機ニュースNo.21

MRJ スケジュールの見直しについて

2012年4月25日

MRJが参入を目指す70席〜100席クラスのリージョナルジェット機の需要は、今後20年間に世界で5,000機以上と想定されております。三菱航空機では、2008年の営業開始以降、リージョナル機市場へ新たに参入し、世界市場に積極的な販売活動を展開して参りました。この結果、MRJは新しい技術を採用し、燃費効率、環境性能、客室快適性で競合他社機に対し圧倒的な競争力を有する唯一の「次世代機」と評価され、世界の航空会社から大きな期待を受けております。

今回、現状の開発並びに製造作業の進捗を踏まえて慎重に検討を行い、試験機の初飛行時期等を次のとおり変更いたします。

1.試験機の初飛行は、以下の理由により、2013年度第3四半期といたします。
①製造工程の見直し及び確認作業に多大な時間を要している
②開発段階での各種技術検討に多大な時間を要している
詳細な飛行時期は、後日、ロールアウト式典などのイベント等にあわせ発表いたします。
2.量産初号機納入は2015年度の半ばから後半といたします
但し、今後の開発においてスケジュール短縮の施策を強力に推進し、量産初号機納入の前倒しに注力します。また、量産段階での更なる生産規模の拡大の検討も併せて行います。

MRJ搭載エンジンは、米国Pratt and Whitney社で設計・開発が進められています。今月末から試験用航空機にテストエンジン(PW1217G)を搭載して飛行試験を開始する予定で、順調に開発が進められています。

新しい世界標準を創造する民間旅客機、圧倒的に性能が優れ、革新的な航空機であるMRJを、お客様の競争力と収益力に貢献するゲームチェンジャーとすべく、引き続き、全力で開発に邁進して参ります。

以 上

MRJについて
三菱リージョナルジェット(MRJ)は三菱航空機が開発する70〜90席クラスの次世代民間旅客機。世界最先端の空力設計技術、騒音解析技術などの適用と、最新鋭エンジンの採用により、大幅な燃費低減と騒音・排出ガスの削減を実現。圧倒的な運航経済性と環境適合性により、エアラインの競争力と収益力の向上に大きく貢献する。また、1列4席の配置、大型のオーバーヘッド・ビンの装備、新型スリムシートなどの採用により、これまでのリージョナルジェット機にはない快適な客室空間を提供する。