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三菱航空機株式会社

三菱航空機ニュースNo.50

シアトル(米国)にエンジニアリング・センターを開設
MRJの適合性証明活動の加速と迅速な飛行試験支援に対応

2015年8月3日 米国ワシントン州シアトル発:
三菱航空機は、米国ワシントン州シアトル市に子会社である米国三菱航空機の技術部門としてシアトル・エンジニアリング・センター(SEC)を開設し、本格的に業務を開始しました。世界的な航空機産業の一大集積地であるシアトルに開発拠点を設けることで、航空機開発におけるエキスパートの知見を最大限に活用し、MRJの開発を加速します。

本日、これを記念してSECの開所式典を実施しました。式典には、ワシントン州のジェイ・インスリー知事(Jay Inslee)、在シアトル日本国総領事館の大村昌弘総領事、パートナーであるAeroTEC社のリー・ヒューマン社長(Lee Human)のほか、三菱航空機から森本浩通社長、SECから本田健一郎所長などが出席しました。

SECでは、豊富な経験と実績を持つAeroTEC社との協働のもと適合性証明活動の加速と、来年第2四半期から実施予定の同ワシントン州モーゼスレイク市に所在するグラント・カウンティ国際空港を拠点とした飛行試験の支援に迅速に対応していきます。
また、同センターは、地元を中心に約100名のエンジニアを採用し、日本から派遣する約50名のエンジニアと合わせ、約150名のメンバーで運営してまいります。

今回のセンター開設についてワシントン州のジェイ・インスリー知事は以下のようにコメントしています。「ワシントン州がMRJの開発支援に携わることができ大変光栄です。ワシントン州は100年以上、世界で最も優れた民間航空機を開発・製造してきた歴史を有し、世界の航空宇宙産業をリードしてきました。このたびの三菱航空機によるワシントン州への投資に心より感謝申し上げるとともに、このような影響力のある航空機を世界中のマーケットへ送り出す支援ができることを誠に嬉しく思います。」
「また、部品供給を行うパートナー企業をはじめ、飛行試験開始後にモーゼスレイクにおいて支援を手がけるチーム、さらにはシアトルの新オフィスにおいて勤務する数多くのエンジニアと、MRJがワシントン州にもたらす経済効果は極めて大きなものになるでしょう。ワシントン州が今後もMRJを支援できることを光栄に感じるとともに、三菱航空機とワシントン州の関係が一段と深まることを期待しています。」

三菱航空機はワシントン州の航空機産業の歴史に新たに加わることで、航空機産業発展の一翼を担いつつ、今後ともMRJプロジェクトの成功に向けて邁進してまいります。

以 上



MRJ について
三菱リージョナルジェット(MRJ)は、三菱航空機が開発する70~90席クラスの次世代民間旅客機です。世界最先端の空力設計技術、騒音解析技術などの適用と、最新鋭エンジンの採用により、大幅な燃費低減と騒音・排ガスの削減を実現します。圧倒的な運航経済性と環境適合性により、エアラインの競争力と収益力の向上に大きく貢献します。また、1列4席の配置、大型オーバーヘッド・ビンの装備などの採用により、これまでのリージョナルジェット機にはない快適な客室空間を提供します。